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『バットマン・ビギンズ』('05) の続編となる『The Dark Knight』のキャストについて、その他の具体的な情報がちらほら出てきました。

LATINO REVIEW によると、『The Dark Knight』にハーヴィ・デントが登場するのは確実とのこと。『The Dark Knight』では、まだ前途を有望視されていた新任の地方検事補で初めてバットマンと出会った頃が描かれるとの噂です。

マット・デイモンがデント役をオファーされたが断ったもよう。制作者側は既にジョシュ・ルーカスと会っているが、その他にもジェイミー・フォックスやエドワード・ノートンが候補として挙がっているようです。

因みに、ティム・バートン監督『バットマン』('89) ではゴッサム地方検事に就任したばかりのハーヴェイを黒人俳優ビリー・ディー・ウィリアムス(『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』('80)『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』('83) のランド・カルリシアン役が有名)が、ジョエル・シューマッカー監督『バットマン・フォーエヴァー』('95) では原作通り白人のトミー・リー・ジョーンズがトゥー・フェイスとなったハーヴェイ・デントを演じました。

そして前作でレイチェル・ドーズを演じたケイティ・ホームズは出演しないとのことです。
この件についてK・ホームズの女性広報官がウォール・ストリート・ジャーナル誌にコメントをしています。それによると、「交渉の段階に至らなかった」とのことで、「ケイティは出演オファーされたが、タイミング的に他作品への出演交渉を控えており、スケジュールが合わなかった」のだそうです。因みに、「他作品」とはクイーン・ラティファと共演するキャリー・クーリ監督作の『Mad Money』です。

ただし、K・ホームズは出演しなくてもレイチェル・ドーズのキャラは再登場するようで、LATINO REVIEWによればK・ホームズに代わってレイチェル・マクアダムスの名前が挙がっています。
個人的には、演技はのR・マクアダムスの出演は大歓迎ですね。

LATINO REVIEWの情報では、これ以外に次のような登場人物のキャスティングが進んでいるとのことです:

・東欧系の男性:ずんぐりした体型、頑強な悪役、マフィア、40代~50代
・女性警官:ヒスパニック系、30代、「エリザベス・ペーニャ(『クローン』('02)などに出演のキューバ系の女優)」系(※)
・アジア系の会計士:40代の男性

※「バットマン」シリーズで登場するラテン系の女性警官と言えば、レニー・モントーヤ?

なお、一時期噂されていたオズワルド・コブルポット/ペンギンは登場しないようです。

既に発表されているキャストは前作の主要キャストである、クリスチャン・ベイル(ブルース・ウェイン/バットマン役)、マイケル・ケイン(アルフレッド・ペニーワース役)、ゲイリー・オールドマン(ジェームズ・ゴードン役)、モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス役)。新たな敵となるジョーカー役にはヒース・レジャーが決定しています。

監督は前作に続きクリストファー・ノーラン。脚本は、C・ノーランとデビッド・ゴイヤーの原案をベースとしてジョナサン・ノーラン(C・ノーランの弟)が執筆しました。

『The Dark Knight』は2007年1月11日にプリ・プロダクションを開始。春にはクランクインする予定で、2008年6月の公開を目指します。

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