「ハンニバル・レクター」シリーズの最新作『ハンニバル・ライジング』が2月9日に遂に全米公開されますが(日本公開はGW予定)、それに向けた記者会見でプロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスがシリーズの今後の計画について語りました。

主演のギャスパー・ウリエルやコン・リーも参加した記者会見の詳細はこちら (英語)。

デ・ラウレンティス氏はジェームズ・ボンドのシリーズを引き合いに出し、観客が望むのなら「ハンニバル・レクレター」の物語も同様にシリーズ化することも考えていることを明らかにしました。

デ・ラウレンティス氏談:

「ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役を降りた時、皆が”ジェームズ・ボンドのシリーズは終わりだ”と言った。でもその後も何人ものジェームズ・ボンドが登場しただろう。観客はジェームズ・ボンドというキャラが好きだから、いい役者であれば誰が彼を演じても構わない訳だよ。」

「観客はハンニバル・レクターを見たがっている・・・彼の過去も未来も・・・彼は素晴らしいキャラクターだからね。」

更に、同氏はシリーズの今後の展開についても言及しました。

「本作(『ハンニバル・ライジング』)は、どのようにして怪物が誕生したかの物語だが、その怪物はやがてヒーローになる。彼は、観客自身が殺したくなるような相手しか殺さない。実にチャーミングだ。」

「本作でこのシリーズは若き日のハンニバル・レクターという新境地を開くことができたと思うので、今後は彼の物語を更に広げていきたいと思っている。」

「本作では、(G・リー演じるムラサキ夫人との間で)惹かれ合うような感情があるが、実際に何かが起こる訳ではない。続編を制作するとしたら、その後の2人の関係がもっと描かれるかもしれない。」

「本作が成功すれば、ギャスパードは再びレクター役として戻ってきてくれるはずだ。」


一方、『ハンニバル・ライジング』のセットから小道具が盗まれるという事件がありました。
盗まれたのは人間の頭部と、なんと男性器!

この件についてピーター・ウェーバー監督談:

「ドートリッチという登場人物がいて、途中で頭部が切断されるのだけど、その頭部が何者かに盗まれた。」

「また、別のシーンでハンニバル・レクターが死体を解剖というものがあるが、人体の完全なレプリカ(性器を含む)を用意した。」

「そのレプリカの性器が盗まれた。それもレプリカから切り取ったんだ。」

「どこかで誰かがゴム製の頭部とペニスを持っているということだけど、一体どうするつもりなのだろう。そのうちeBayにでも出品されるんじゃないかと思うけどね。」

『ハンニバル・ライジング』 日本語公式サイト

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