作品中には思わずツッコミたくなるような「お約束」やステレオタイプが登場することがあります。元々は演出上の理由で生まれたであろうこれらのお約束も、さすがに続くと「またかよ!?」と言いたくなります。

これらの「お約束」をまとめたサイト「The Movie Cliches List」 がありますが、この中から、特に映画を色々観ている方は「あるある」と思えるものをピックアップしてみました:

▽どんな天才が作った爆弾であっても、親切にも爆発までのカウントダウン(赤い数字である場合が多い)が表示されるパネルが付属している。

▽出産する女性は必ずラマーズ法を使用する。

▽セキュリティに阻まれて「アクセス拒否」というメッセージがコンピュータ画面に表示されても、必ず「強制アクセス」を可能とするパスワードが存在するので心配は無用。

▽感情的な会話のシーンでは、まず相手に背中を向けて話をし、一番盛り上がる台詞を言う際に振り返る。

▽どんなに泥酔している人でも、ブラックコーヒーを一杯飲むか顔を冷たい水で洗うだけで一気に酔いを覚ますことが可能。

▽主人公の親友や相棒は定年の3日前に悪者によって殺されてしまう。

▽ものすごいダメージと思われる激闘で全く痛みを見せない主人公でも、女性に顔の傷を消毒してもらう際には苦痛で顔をしかめる。

▽主人公が最も撃たれることが多いのは肩である。

▽心臓が停止して蘇生救急の効果がない人に対しては、「あきらめないで!戦うのよ!」とか「愛してるわ!一人にしないで!」などと叫ぶのが有効。

▽インディアンは必ず超自然的な知識を持っている。

▽地球を訪れるエイリアン種族は全員が同じ服装をしている。

▽ラブシーンにサックスによる曲は欠かせない。

▽故郷で待っている家族/恋人の写真を兵士が誰かに見せると戦死する確立がグンとアップする。

▽大抵の連続殺人鬼は、自分の部屋の壁を新聞の切抜きや意味不明なメモで覆っている。

▽ニューヨークやロサンゼルスの警官や刑事は、停職を喰らうことは気にするが、懲戒免職になるとは考えていない。

▽刑事は一度停職になってからでないと事件解決ができない。

▽人に憑依した霊は、話す際にその人の唇や舌を使用するが、声は全く別人の声になる。

▽どんなに宇宙船が損傷しても、人工重力発生装置が故障することはない。

▽夜キッチンを利用する場合は電気を点けずに、冷蔵庫のライトを利用すべし。

▽敵が主人公に向けて撃つ1発目は必ず外れる。

▽独身女性は必ず猫を飼っている。

▽もし殺人者が自宅に潜んでいたとしても探し出すのは簡単・・・お風呂を入れば向こうからやってくる。

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