原題:The Messengers
2007年(米/加) 上映:1h30
監督:オキサイド・パン/ダニー・パン
脚本:マーク・ホイートン
出演:クリステン・スチュワート/ディラン・マクダーモット/ペネロープ・アン・ミラー/ジョン・コーベット/エバン・ターナー/セオドア・ターナー/他

大都会シカゴに暮すソロモン一家。長女ジェスが問題を起こし、3歳の長男ベンは言葉を話せず、失業中の父ロイと母デニースの夫婦仲も悪くなるばかり。そんな崩壊寸前の家族の絆を取り戻すため、ロイは静かな場所を求めてノースダコタの人里離れた農場を購入、一家で引っ越してくる。ところが、一家が移り住んで間もなく、ジェスと幼い弟ベンは家の中に潜む不気味な何かの存在を感じ始める。しかし、ヒマワリ畑の成功に賭ける両親は、そんなジェスの訴えをまともに取り合おうとはしないのだったが・・・。

『In the Land of Women』(原題)の予告編を観てK・スチュワートが気になり、その彼女が主演ということで観ようと思った本作。

作品自体は、ストーリーは平凡ながら、変に小細工をしない堅実な作りで好感が持てました(面白いかは別にして)。

香港のパン兄弟が監督ということだけあって、残酷描写や血ノリで恐がらすのではなく、『呪怨』や『リング』のようなアジアン・ホラーのような気味が悪くてジリジリとくる系統です。

少々、演出的に不可解な箇所やご都合主義には目をつむるとして、それよりも気になったのがパパの不死身ぶり。その点だけハリウッド・ホラーしていました。

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