原題:Once Upon a Time in Mexico
2003年(米) 上映:1h41
監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス/サルマ・ハエック/ジョニー・デップ/ミッキー・ローク/エヴァ・メンデス/ダニー・トレホ/エンリケ・イグレシアス/マルコ・レオナルディ/チーチ・マリン/ルーベン・ブラデズ/ウィレム・デフォー/ティト・ラリヴァ/他


ギターケースを抱えた伝説のガンマン、エル・マリアッチ。彼は愛する女性を失い、今は失意の中で悲しみの癒えぬままひっそりと暮らしていた。しかし、その頃、メキシコ国内は不穏なクーデター計画に揺れていた。このクーデター計画の鎮圧に乗り出したCIA捜査官サンズはエル・マリアッチの噂を耳にすると、彼にクーデターの首謀者、マルケス将軍と麻薬王バリーリョの暗殺を依頼する。エル・マリアッチにとってもマルケス将軍は憎き仇敵。彼こそ、エル・マリアッチの恋人カロリーナと子供を殺した張本人だった。11月2日「死者の日」。クーデター勃発目前の時、サンズはバリーリョらに捕らえられた。一方、マリアッチは、祖国のため、復讐のために立ち上がった。クーデターを企む者、阻止する者。それぞれの想い、思惑が絡み合う運命の日。メキシコを揺るがす激戦が、今、火蓋を切る!


『エル・マリアッチ』('92)も『デスペラード』('95)も未見のまま本作を観みましたが、関連作品を観なくても、これでもか、というほど回想シーンが挿入されるので大丈夫でした。


そもそも、本作はストーリーがそれほど重要ではありません。とにかくドンパチの連続です。


豪華なキャストも、実はお互いが絡むシーンはあまりありません。登場人物が多すぎて雑然としています。


本筋が細いのに、そこから更に話が枝分かれするもので、話が変にややこしくなって判りにくいと感じました。クセのあるキャストを集めた割には内容があっさりし過ぎだと思います。


全てのキャラが薄っぺらく、「カメオ出演」ばかりで主人公不在のような・・・。


脇キャラであるハズのJ・デップが完全に主人公のA・バンデラスを喰ってました。

●関連作品●
『エル・マリアッチ』('92)
『デスペラード』('95)


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